蜜蜂と遠雷

この映画は小説が映画化されたものです。小説の感想は2018.2.3のブログに記載したので興味ある方はどうぞ。蜜蜂と遠雷はピアノコンテストを描いた内容なので、小説を読んだとき、これってどんな音なんだろう?と想像しながら読んでいましたが、映画は音があるのでその辺は充分にカバーされています。

ピアノの音以外の部分はほとんどというかそれ以上に小説が細かく描写しています。ただ、小説は実際の音は聞こえないのでその点は映画がカバーしていて、小説と映画を両方見て、より深く理解できる感じがしました。

それと小説に出てくる主要4人と映画に出てくる主要4人のイメージが本当にピッタリで、配役を決めた方の感性と私の感性は一緒だ!と妙なことに関心したりしました。小説と映画で完成版を見れたという感じの映画でした。音楽は直接的に五感に働きかけるので、観終わった後とても心地よい気持ちになれます。