税務調査

経営をしている人は税務調査というと何か嫌なイメージを持つと思います。運転免許を持っている人が警察官を見ると悪いことをしているわけではないのに、嫌なイメージ持つのと似ています。9月~12月は最も税務調査が多い季節です。何しに来るんだ?と気になって夜も眠れないという経営者もいます。そこでそのヒントになることをお話します。

顧問税理士がいる方は税理士に電話がかかってきます。その時税務署は事前通知をしなければならないのですが、税務調査をする税目、対象期間、調査場所のほかに調査を行う職員の氏名と所属官署も告げられます。税理士には毎年「税務職員配属便覧」が送られてくるので、それをみればその部署などにより想像がつきます。

調査官が情報技術専門官であれば基本的にIT関係の調査が行われることが多く、過去の送金や取引先とのやり取りを確認されることは間違いないです。また、国際税務専門官であれば、国際取引に問題がないかを重点的に調査され、特別国税調査官(いわゆるトッカン)であれば大口の申告漏れを狙ってくるため人数も多く調査日数も長くなる傾向があります。

肩書にも注意しましょう。上から統括調査官、上席調査官、調査官、事務官となっていて経験年数に応じているので肩書で経験を見ることができます。ご参考までに・・・