えんとつ町のプぺル

話題の映画「えんとつ町のプペル」を観に行きました。これはキングコングの西野亮廣氏が作った絵本から有名になったものですが、絵本と映画では少し内容が違います。大きな流れは同じですが、絵も少し違います。主人公ルビッチ及びゴミ人間プぺルの絵は絵本より映画の方が万人受けする感じに仕上がっています。また、最後に星を見るのですが、その行程も映画の方がより劇場的でダイナミックな仕上がりになっています。

絵本と映画を両方観ると、少し違っている点なども味わえてより面白いかと思います。これが受けるのも今の時代だからかなぁと思います。もくもくの煙だらけの世界から青空が見えて星が見える世界へ。「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」それがテーマになっている本ですが、ゴミ人間のプぺルという仲間が居たからこそ達成できたのです。

絵本の中の世界ですが、煙がモクモクしていて青い空も澄んだ星も見られない世界なんて嫌ですよね。それよりは今の現実の方が良いのでしょうか。見えなくてもコロナはこの絵本の煙にも似ています。早く青空と綺麗な星が見られますように。