ビリギャル

映画を観に行こう!と思って時間が合ったので観てみました。期待していなかったからか、事実だからか、本もあるような映画だったからか定かではありませんが、とても良かったです。

これが作り話だったらここまで感動しなかったと思います。結果が分かっているのに、これで慶応大学合格は無理じゃない?と思ってしまうシーンが沢山あるのです。それでも最後は合格します。何度も自分自身も諦めそうになりながら、それでも諦めず挑戦します。

高校生の時、私はここまで意志を強固に持ったものはありませんでした。ですから、主人公は若いのに周りの環境に流されず随分しっかりしているなぁ~と親のような気持ちになってしまって感心してしまいました。

本人の健闘も充分称えられるべきものですが、父親と母親の人としての完成度があまりにも違い過ぎて、ちょっと笑ってしまいました。父親は永遠に少年、母親は子供を産むことによって人として成長するというのも見どころだと思います。それにしても、この母親が偉大で主人公もこの母が居たから頑張れたのだと思います。努力することの大切さと母親の愛の物語でした。