同一労働同一賃金

2021年4月より中小企業においても同一労働同一賃金の法律が施行されています。実際にやってみると疑問点などが多く出てきます。私が現場の声で多いと感じることは中小企業の社長から「うちはパートさんで持っているんだよ。パートさんに社員並みの給与を払ったらうちなんか潰れちゃうよ」という意見が多いという事です。そう社員と同等の給与を払わないといけないと思っている社長が多いのです。

ただ、この制度は何が何でも社員並みの給与と言っているのではなく、社員と同じ労働なら社員と同じ給与ですよ。と言っているのです。例えば社員並みの時間働いていて、社員並みに責任を与えているといった場合は該当します。逆に言うと社員並みの時間は働いていない。責任もない。といった場合はこの制度に該当しません。ただ、実際に行動してみるとこれはどうなんだろう?という疑問が沢山出てきます。それが実務なのです。

これにマッチしたパンフレットが商工会議所から出ていました。それがこちらです。↓【同一労働同一賃金まるわかりBOOK】
http://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1023430
これ何と60ページの大作です。様々なケースに対応していますので、疑問があったらこちらで探してみて下さい。