補助金に係る消費税仕入税額控除の届出

仕入税額控除の届出
↑令和2年4月1日から令和3年3月31日までの経費について、新型コロナウィルス感染症感染拡大支援事業の補助金を貰った医療機関には、このような手紙が着ているかと思います。補助金を受けた事業者様については必ず報告するようにして下さい。まず、消費税仕入税額控除の届出(添付資料2ページ目)で自院がどのカテゴリーに該当するのか確認して下さい。その結果1(→免税事業者)、2(→簡易課税事業者)、3(→公益法人等で特定収入割合5%超)に該当したら、この消費税仕入税額控除の届出のみ提出して下さい。

4か5に該当した場合、添付書類がそれぞれ異なります。添付書類については、添付資料3ページに記載があります。4の場合は消費税仕入税額控除の届出(添付資料2ページ目)と消費税の申告書のコピーだけでいいので簡単です。5の場合ちょっと厄介です。まず、提出書類1は、上記の仕入税額控除の届出(添付書類2ページ目)です。提出書類2は、手紙に記載してある様式をダウンロードして入力た後、印刷します。提出書類3は、消費税の申告書のコピーです。提出書類4は、消費税の申告書の付表2-1、2-2のコピーです。

注意点は、補助金申請の経費が入った消費税の申告書を提出することです。今回は令和2年4月1日~令和3年3月31日の経費ですから、3月決算法人の場合は、令和3年5月末までに申告した申告書1部で済みますが、それ以外の決算月の法人様については、決算月をまたいで経費補助を受けている場合、2期分の消費税の申告書のコピーが必要になります。こちらについては補助金申請者と顧問税理士とで協力して忘れずに期限までに作って提出してみて下さい。