怒っている

今年も確定申告の時期になりました。当事務所は1月中に書類を送ってもらえると割引をすることにしているので早々と書類が送られてきました。1月中は法定調書・支払報告書・償却資産税の申告があるので月末までバタバタでしたが、お客様が1月中に確定申告の書類を送ってくれたおかげで2月1日からスタートダッシュで確定申告をすることができます。本当に有難いです。

今年からふるさと納税が電子添付できるということだったので、さっそく試してみようと思いました。ほとんどのサイトが2月1日から電子化データを発行するということだったので、スタート一番で試したのです。そうしたら、なんと、税理士が代理送信する場合はできないという事が発覚しました。マイナポータル経由でないと電子発行の証明書が添付できないのです。は?これで少しは楽になると思っていたのに何だよ!と怒っています。

昔紙で申告していた時は、丁寧なお客様だと医療費控除をエクセルで集計してくれていたりして、私は合計額を申告書に入力してあとはお客様に作ってもらったデータを添付するだけでした。それが電子申告になってから再び税務ソフトに入力しなければならず二度手間!で怒っていたのです。それが今回のふるさと納税の寄付金控除も結局使えないのなら全部入力しなければなりません。昨年9月からデジタル庁発足しましたが、本当に多くの国民にデジタル化を促進しているのでしょうか?高額所得者は税理士が代理送信することが多いので税理士が使えないなら意味ないのです。改善を求めます。