行政書士法改正

私は行政書士でもあるので、毎月、行政書士会及び行政書士会連合会から会号が送られてきます。そこでビックリ!「今般、総務省から代理申請を活用したマイナンバーカードの普及促進に係る行政書士への業務の委託を受けることとなりました。」との事。えーそんなことまでやるのか!行政書士は!とかなりビックリしてしまいました。

総務省は、マイナンバーカードの普及はデジタル社会の推進にあたり欠かせないとしており、それでも申請が面倒な人のために行政書士に代理申請手続きをやってほしいというものです。うーむ。でも面倒だからなのかしら?面倒だからではなくて、個人情報を国に掴まれたくないと考える個人が多いのが原因だと思いますが・・・

税理士を20年もやっていて思うことは日本人は秘匿性が高く、社会主義であった歴史的経験もないので国に全てを把握されるということに関して精神的抵抗があると思います。電子申告がなかなか進まなかったのもそうですし、マイナンバーカードは最終的には全ての情報(金融や病気の事まで)を把握しようとしているので、その国民性から普及が進まないのだと個人的に思います。デジタル化はまだまだ時間がかかりそうです。