医療施設調査

厚生労働省が発表した「医療施設調査」によりますと、2年連続一般診療所は10万件超えとなり、一番多い都道府県は東京都の12,758件(H25年10月時点)で2位は大阪府の8,293件、3位は神奈川県の6,545件です。逆に一番少ない都道府県は鳥取県の517件、2位は高知県の573件、3位は福井県の591件です。

人口10万人当たりの一般診療所の件数は、全国平均で79.0件となっていますが、最も多い(つまり過密している)都道府県は、和歌山県の110.2件で、2位は島根県の103.6件、3位は長崎県の102.0件です。100件超えはこの3件だけでした。逆に最も少ない(つまり診療所が足りない)都道府県は、埼玉県の57.4件、次は茨城県の58.9件、次点は沖縄県の59.9件です。

東京は95.9件なのでやや飽和状態です。これから関東で開業を目指す方は東京都で開業するより埼玉県で開業した方がよさそうです。私の顧問先も埼玉県にも東京都にもありますが、埼玉県の顧問先の方が利益が出ているような気がします。ご参考までに・・・