本を読む人

通勤電車でほとんどの人がスマホをいじっています。7人掛けのイスで5人くらいスマホをいじり、2人くらい寝ているというのが良く見る光景です。でも1両に2人~3人本を読んでいる人がいます。そういう姿を見ると素敵だなぁと思ってしまいます。それが高校生くらいだと良い子に育ったねぇと思ってしまうし、禿げたおじさまでも素敵!と思ってしまうのです。誰もがスマホを持つ時代になって本を読む人が減ったと実感します。スマホが無い時代はもっと電車の中で本を読んでいる人が多かったです。

今本を全く読まない人は約半分と言われていますが、私が周りを見ているともっと読んでいないのでは?と思います。実際最寄り駅の駅ナカの本屋は1店舗しかないのに昨年閉店しましたし、小さな本屋は閉店しています。今は本もネットで買う時代なので分からなくはないですが、私は本屋に行って本の臭いに囲まれて本を選ぶのが好きです。あの本屋独特の印刷物の臭いは落ち着きますし、何しろ実際にビビッとくる本との出会いがあるからです。

本を読む時間として一番適しているのは通勤時間(移動時間)です。私の通勤時の電車に乗る時間は6分しかないため、もっぱら本日のスケジュールの確認で終わります。コロナ禍になりWEB会議が多くなったので移動時間も少なくなりました。通勤時間が長かった勤務税理士の時はよく本を読んでいました。今は仕事の本は事務所で読みますが小説などの本を読む時間がないため予定がない週末や寝る前に読んでいますがすぐ眠くなってなかなか進みません。夏が終わって秋になったら読書の秋らしく落ち着いて読みたいですね。