ベターッと開脚




何年か前の12月にシルク・ドゥ・ソレイユを観に行ったときに、あまりの体の柔らかさとしなやかさに感動して、私もあんな風に(いやあそこまででなくても)体が柔らかかったらなぁと思いました。過去にピラティスやヨガもやりましたが、私は教室の中でも一番体が硬く、前屈などしようものなら、「足が長くて届かない~」などという寒いギャグを言うしかありませんでした。体が硬いというのは、私のコンプレックスでもありました。

この本を手にしたとき、ほんまかいな。。。と半信半疑で手に取り、パラパラと本をめくったら、60代や70代の方が開脚してベターっと手を前についている写真が載っていて、子供のころから硬かったから今からでは遅いと思い込んでいた私の心に望みの光を与えたのです。そして半信半疑でとりあえず、本を購入しました。

そして、半信半疑で読み始めました。その内容は、ここに書いてある体操を毎日4週間行えば、誰でも開脚でベターっと肘まで手が付くようになるというものでした。恥ずかしいのですが、私は開脚では手のひらが床に付くのがやっとで肘を曲げることも、まして、肘が床に付くなんて夢のまた夢です。私にできるだろうか・・・不安がよぎりました。

本を読み進めてみると、2つの基本体操の他に1週間毎にメニューが変わる体操が1つ入ります。つまり基本体操2つと週替わりの応用体操1つの組み合わせです。体操1つは片足30秒ずつの1分。3つやっても3分。準備を入れても5分あれば十分です。これならできそう。やってみます!