夢をかなえるゾウ

この本はかなり有名なので多くの人が知っているかと思います。でも読んでいなかったのでお正月に自分に活を入れるつもりで読んでみました。普通のサラリーマンの主人公のもとに突然現れたゾウのような神様ガネーシャ。最初の契約が良かった。夢を叶えたいならガネーシャの教えを乞うか?(一日一課題)ただし、課題ができない場合、ガネーシャに自らの希望を取られて夢のないまま一生を終える。取られた希望は他のやる気のあるやつにガネーシャが授けるというものでした。おっ面白そうじゃん。と思いました。

ガネーシャの課題は簡単なものばかりです。靴を磨くとか。募金をする。腹八分目にする。トイレ掃除をする。いいところを見つけて褒める。明日の準備をする。自分の得意なところを人に聞く。などです。無理難題を押し付けるのではなく簡単な課題を毎日こなしているうちに、主人公も課題をこなすことが面白くなってきます。要は行動が如何に大事かということを身をもって体験させています。ガネーシャは大阪弁で話します。性格なども完璧ではない(ヘビースモーカーだったり大食いだったりします)ところも人間性があり(神様ですが)魅力的です。

とても読みやすいし、分かりやすいので400万部売れているのも納得です。これから何かをしたいと思っている方も読むとヒントを貰えるかもしれません。気軽に読めますし、一日一課題、主人公と一緒に自分でもやってみても面白いかもしれません。そんな読み方もあるかと思います。