HEROから学ぶこと

ドラマHEROが9月で終わりました。久利生検事は中卒で多少ぐれていた時、警察沙汰になりその時担当してくれた検事に救われたことから検事になりました。最終回で久利生検事に事務官が聞きます。「検事になって良かったですか?」久利生検事は答えます。「うん。どんなことがあっても、ブレずにいられるから・・・」

検事と税理士は仕事は違いますが、法律に携わる仕事という面で共通しています。法律が基準となっていつも正しい方にブレずに仕事をしているんですね。私も頑張ろうと思いました。

法律(税法)はよく難しいといわれますが、法律の前に常識が必ず存在します。だから法律(税法)では決まっていなくても、それってどうなの?と常識的に考えておかしいと思うことは後付けで法律(税法)が決まっていくという歴史があります。

ただ、形式的に法律(税法)が決まっていたとしても、それが常識的に考えておかしいと思うことは、私たち税理士は声をあげておかしいと言っていかないといけないのだと思います。それが私たち税理士の存在意義であり、税務のプロとしての使命なのです。常識という基準の基に税法があるということをブレずに判断していきたいと思います。