譲渡所得

確定申告をやっていて感じる事はここ2~3年の土地・建物の譲渡所得は税金が出ているという事です。それより前は、家を買って売る場合、最低でも2~3割安く売るのが普通でした。ところがここ2~3年の土地と建物の譲渡所得は軒並み利益が出て税金が発生しているものばかりです。そう考えると不動産バブルは間違いないです。当事務所のマンションもかなり高騰していて、今売ればお金持ち?と言わんばかりですが、売っても新しいところを買わないといけないので売りませんが・・・

お客様が抱えていた負動産(なかなか売れなかった利用目的のない資産)も売れています。おそらく新築物件が資材の価格急騰でとんでもない価格になっているので、みなさん中古物件に手を出すのだと思いますが、それにしてもすごい勢いです。しかも売却益も何千万円と出ています。一時は人口が減っているから不動産は必要なくなるので大暴落するという説が10年前くらいに叫ばれていました。でも今はこんな状態です。この不動産バブルはいつまで続くのでしょうか?

税法もその時期の政策的背景を考慮して税制改正がされることがあります。それをいち早くキャッチして顧客にお伝えするというのも税理士の使命だと思いました。先日まで寒かったのにいきなり暖かくなり、桜ももうすぐ咲くとか言われています。もうすぐ春ですね。うちのスタッフの花粉症も凄い事になっています。