医療DX推進体制整備加算

2024年の診療報酬改正で医療DX推進体制整備加算が創設されました。これはマイナ保険証の利用、電子処方箋、電子カルテの3つの普及を目的としています。こちら6月からマイナ保険証の施設基準は始まっています。これについては①マイナ保険証での取得情報を診察室でも利用できる体制になっているか?②マイナ保険証の利用勧奨を掲示しているか?です。

①と②が満たされていれば今年9月まで初診に8点(歯科6点、調剤4点)算定することができます。その後今年9月末までに③マイナ保険証の利用実績による算定が始まり10月から実施されます。そして来年3月末までに、⓸電子処方箋の導入が必要となってきます。さらに来年9月末までに⑤電子カルテ情報共有サービスの導入です。なんだかんだで1年以上かけて3ステップで医療をDX化せよとの事です。さてどこまで進みますか見物です。