コンサルタントというもの7

充実感を味わうために頑張ればいいのだが、人間はつい楽に生きたくなってしまう。人間には「充実の欲求」がある一方で、人間の二大欲求である「安楽の欲求」も存在する。面倒くさいの嫌だな、楽したいな、、、無意識でいると安楽に流されてそういう気持ちになってしまう。しかし、安楽を求めて生きていくほど楽に生きていけなくなる、という世の中の仕組みがある。人を幸せにしたり、人に役に立つことが売上につながってゆくものだから、その努力をしない限り、売上は得られない。つまり、自分が楽をすればするほど、結果的に生きていくことすら難しくなってくるのである。

人間社会は楽をしようとする人ほど、生きることは難しくなり、充実感を味わおうとする人ほど、生きやすくなり、さらには感謝もされて充実感も満たされていく。

楽を求めるか。生きがいや充実感を求めるか、この二大欲求は常に対極関係。楽になれば幸せだと言う人もいるが、楽になるほど人生がつまらなくなっていくものである。そして、充実の欲求を欲するようになる。