移民を受け入れるべきか否か

移民とは、本人の法的地位や移動の自発性、理由、滞在期間にかかわらず、「本来の居住地を離れて、国境を越えるか、一国内で移動している、または移動したあらゆる人」の事を指します。(ワールドビジョンジャパンより)日本は、G7加盟国のなかで一番移民が少ない(2024年世界19位)ですが、日本の法律はどうなっているかというと2019年に「出入国管理及び難民認定法お延び法務省設置法の一部を改正する法律」(移民法)が施行されました。これは人材が不足している産業分野での技能を有する外国人人材向けに「特定技能」という新たな在留資格を創設し、人手不足の解消につながる外国人人材を受け入れるという法律です。ただ、在留期間は5年であり、永久ではないので更新の必要があること。また、特に熟練した人材以外は家族の帯同が認められないことなどから、あくまでも労働力としての一時的な滞在を想定しています。

移民問題という言葉がある通り、移民制度には問題もあります。一度正式に受け入れたにもかかわらず、職場から逃げ出してどこにいるかわからない非正規移住のような場合もありますし、風習が違う事から受け入れ国の治安を悪化っさせると言う見方をする人もいます。でもどうでしょう?少子高齢化で働く人が減って実際にはコンビニなどで働く人はほぼ外国人です。また業種によって全く人が集まらない業種も多数あります。日本では条件なしの移民を受け入れることはしていませんが、外国人労働者を受け入れるのは現にそうなっていますし、そうせざるを得ません。悪い面だけでなく外国人労働者に働いてもらう事はメリットも沢山あります。日本は島国ですからグローバル化という観点からすると閉鎖的ですが、今後あらたな知見を受け入れることによって国力の強化にも結び付くのではないでしょうか?それなら拒否するのではなく、どうしたらお互いにメリットがあるのか建設的な意見を述べたいものです。