コンサルタントというもの4

明確な目標を持つ。例えば、「良い会社」「明るい会社」という漠然としたものを目標にするかぎりいつまでたっても達成できない。目標は具体的な行動レベルにまで落とすことが大事。例えば先ほどの例で言えば、「毎日みんな10回の感謝の言葉をいう職場」や「笑顔であいさつする職場」など、具体的に誰でも実行できるものにする。

よく言われる「幸せな家庭」は実現がとても難しく、そういったものは例えば「ご飯を食べるときに美味しいと10回言う家庭」のようにする。

具体的に決めることが大切。社風は定義する。
社員がどんな言葉を使うか、社員がどんな気持ちで仕事をするか、トラブル・クレームに対してどんな考え方で、どんなふうに最高の結果を出すか。究極の社風を作ると実現してゆく。目標というのは社風までしっかり具体的に定義すること。目標が明確だと行動できるから。但し、数字は目標にならない。(売上目標など)それは、結果。その数字を達成する社風とはなにか。その数字を達成するための具体的な計画とは何か。全て、行動言葉まで、行動だけでなく、言葉まで決める。

夫婦間でも会社内でも、例えば「問題が起きた時は笑顔で抱き合う」ということをルールにする。決めることで実現してゆく。笑顔で抱き合ってから話し合いをすれば、何となく乗り越えられそうな気がしませんか?