コンサルタントというもの3

相手が立ち直れるかどうかは「相手を信じ切る」という勇気にかかっている。
そもそも人には、無限の可能性がある。どんなに落ち込んでも立ち直る力を持っている。これを信じ切れるかどうか。相手の状況に振り回されない。困った人だと思わない。この人はすごい人だと思っているだけ。自分の可能性を信じて待ってくれている人がいると思えたら、人は必ず立ち直れる。

どんな人でも夢を叶えられる人だと信じきる。自分がそういう人間になるだけで、相手はもうあきらめることができないはず。人は「あきらめた」と言っても、本当のところではあきらめていない。心のどこかで本当はやりたいという気持ちを持っている。だから、一時的な感情(言った言葉)に振り回されない。そういう動じない気持ちを持って相手を信じると、必ず立ち直ってくる。なので、人が立ち直れるかどうかは、私達自身の「相手を信じきる」という勇気にかかっている。相手がどうかではない。相手はこちらの接し方によって変わるから。

困った人だと思って何かをしたら、一時的に良くなったとしてもそれは対処療法に過ぎない。「どうしたら」という対処法ではなく、「どうあるか」という根本的なことが大事。相手をどこまで信じてあげられるか。「信じる」ということは、相手の言葉や行動に左右されずにただひたすらに無限の可能性を信じる。そういうことである。そして、そこから新しいことが生まれるのである。