売れないものには共通する「ない」ものがある

先日上記テーマのセミナーに参加しました。売れない商品は下記の何かがないといいます。

a 商品そのもの(機能)
b 価格(値ごろ感)
c 品質(質感)
d デザイン(感性)
e 売り方(マーケティング)
f 売る市場(アプローチ)
g提供企業と競合(バランス)
h 販売(物語性)
i 接客・流通(温かみ)
j 時期(タイミング)

商品そのものがあまり機能的にすぐれていなければ売れませんし、値ごろ感がなければ売れません。この値ごろ感というのは単に安ければいいのではなく、品質やデザインが優れていれば高くてもいいものと消費者が感じることが大事です。いくら素晴らしい商品でも誰も知らなければ売れないのでマーケティングも大事です。また、適切な市場にアピールすることが大切になってきます。競合会社は少ない方が売れますし、「どこどこ産の〇〇という生産者が無農薬で作りました」のような、物語性や温かみも必要でしょう。また、真夏にウールのセーターなどは売れませんので販売時期も売れる時期のちょっと前に商品が仕上がっていないといけません。

ここに書いてあることはごくあたり前のことですが、売れない商品の在庫を多くかかえている場合、上記を一つ一つ見直してみるときっと発見があります。