謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

恒例の着物を着ての初詣行ってきました。今年のお正月は極寒だったり暖かかったり、朝と昼間の気温差が激しかったですね。初詣の日は晴れていて風もなく穏やかな日でした。

おみくじを引きました。結果は「吉」でした。願望(思いが強ければかないます。)仕事(判断力が大事です。)恋愛(猜疑心は捨てましょう。)勝負(劣勢でもあきらめないこと。)健康(頭痛には早めに対処して。)旅行(一人旅で感動との出逢い。)うん。全体的にまぁまぁですね。

特に気になったのは旅行運。一人旅ですか。仕事の出張ではほとんど一人旅ですが、プライベートで一人旅したこと実はないのです。今年はチャレンジしてみようと思います。

2018年 映画鑑賞

毎年カテゴリー映画のブログは、私が今年観た映画ベスト3を発表しています。ご参考までに・・・

1位:ボヘミアン・ラプソディ
感想は2018年11月30日のブログに書いています。この映画の題名である「ボヘミアン・ラプソティ」とはQUEENが1975年に発表した曲名です。演奏時間は通常の曲では3分くらいですがこの曲は6分もあり、内部で議論となりましたが、シングルカットされた曲です。素晴らしい和音のコーラスから始まって、しっとりとした告白のような音調になり、そして曲調が突然オペラ調に変わり、しめにはロック調になり最後にしっぽりと終わります。曲を聞いているだけでも何かの演劇を観ているかのような変化の仕方です。1曲の中でこんなに沢山の曲調を入れた曲は他にどこにもないのではないでしょうか?正に想定外の曲です。映画の題名にもなるのも納得です。

2位:レディプレイヤー1
2018年4月30日のブログに書いています。約30年後の未来はこんな風になっているのではないか?と思わせる映画です。

3位:カメラを止めるな
今年は万引き家族、ミッションインポッシブルと良い映画もありましたが、やはり3位はカメラを止めるなです。2位の映画とは天と地くらい製作費が違いますが、製作費が低くても世界に注目される映画は工夫によって作れるのだと知らしめた映画です。

今年の私の映画のキーワードは想定外でした。毎年多くの映画を観ますが、今年は想定外の映画が多かったような気がします。来年も沢山の映画を観たいと思います。今年もお世話になりました。ということで、いつもブログを読んでいただいている読者の方に日頃の感謝を込めて抽選で3名の方に当事務所オリジナル卓上カレンダーをプレゼントします。住所・氏名を明記の上、このブログのメールまでご応募ください。


すべてのページに金箔加工がしてあり、顧問先からも好評です。締め切り日は1月8日です。発表は発送をもって代えさせていただきます。良いお年を・・・

おまじない

8つの短編小説から構成されています。その中で特に印象が残ったのが「孫係」主人公すみれは12歳の女の子。父親も母親も素直に感情を表現する素敵な人でした。ところが、すみれはどこか冷めているというか、正直運動会ってなんだよと思っているし、ピアノの発表会もプロになるわけじゃないのにと思っている。同級生も嫌いじゃないけど結構な頻度でガキっぽいと感じているし、放課後までいちゃいちゃしたがるのはしんどく思っている。観察力があり先生や大人の前だとうまくふるまえる。そんな自分をタチが悪いと思っていてすごく嫌いになります。汚いずるい人間だと・・・

ある時、おじいちゃん(母方の)が1カ月間一緒に住むことになりました。口では「おじいちゃまが来てくれて嬉しい」なんて言っておいて実は早く帰ってくれないかなと思っています。とても気を遣い自分の部屋で毎日ぐったりしてしまう有様。そんな自分も嫌いになります。ある日、おじいちゃまが散歩中でお母さんが買い物に出かけて家で1人になった時、「ひとりになりたいなぁ」と2回も独り言を無意識で言ってしまいます。その時ガタッと音がして、「すみれさん、私もです」とおじいちゃんが言います。「娘だし色々気遣ってくれるのは嬉しいんですけど、こうもまっすぐ愛情をぶっつけられたら、すごく疲れるんですよ。私もひとりになりたい。早く長野の家に帰りたいです」と・・・

それから二人は本音で話します。そしておじいちゃんが提案します。「すみれさんは、孫係。わたしは、爺係。この1カ月それぞれ係をきちんとつとめあげませんか?私の娘(すみれの母)のために。すみれさんのお父さんのために。」そのアイデアはすみれにとっても素敵な案で二人は悪い秘密を共有したギャングみたいな関係になりました。それぞれの係をこなし生活ができました。おじいちゃんは悪態をつける唯一の存在です。そして言います。「人はそれを陰口だとか卑怯だと言うかもしれない。性格が悪いとか。でもね。すみれさんがそう振舞うのは友達を傷つけたくないからでしょう?先生の期待に応えたいからでしょう?それは思いやりの心からくるのです。」

「それは誰かを騙しているのとは違う。騙して、それで得をしようとしているのではないのだから。ここが大切です。つまり得をしようと思って係につくのはいけません。あくまで思いやりの範囲でやるんです。その人が間違っていると思ったら、そしてそれを言うことがその人のためになるのだったら言わなければいけないし、相手を傷つける覚悟をもって対峙しなければいけない。でも、その人が間違っていないとき、ただ性格が合わないだけとか、その人の役割的にそうせざるを得ないと分かるときは、その人の望む自分でいる努力をするんです。」この言葉を聞いてすみれは自分は悪い子だという思いが和らぎます。むしろいい子だ。思いやりがあるからそうすることができる。と・・・おじいちゃんの言葉、深いですね。

金融庁是正勧告

金融庁が生命保険各社に「可及的速やかに見直してほしい」と是正勧告をしました。1つは、法人向け定期保険でもう1つは、ドル建て一時払い終身保険です。

法人向け定期保険は節税目的で日本生命がプラチナフェニックスという保険を発売したのですが、それがバカ売れしました。こちらの保険は保険料全額を損金算入できるもので、付加保険料を契約期間の後半に厚めに乗せるといった過度の調整を行うことにより解約返戻金の返戻率が高くなる商品。

もう一つは、ドル建て一時終身保険ですが、こちらの貯蓄性保険は運用コストや実質的な利回りが分かりにくく、パンフレットに載せている積立利率があたかも実質利回りのような誤認をさせる可能性があることを踏まえ改善の必要性を求めました。

保険会社と金融庁または国税庁とは、いつもイタチごっこです。保険会社は売れる商品を開発し、金融庁(または国税庁)は行き過ぎた節税商品を封じ込めます。まぁ経済の原理で仕方ないですかね。これはこれからも変わらないのでしょうね。

税理士会法対策部

私は東京税理士会豊島支部の法対策部に所属しています。毎月会議がありこれからの税制の在り方の検討や議論をしているのですが、先日韓国の税制で消費税のインボイス制度についてのお話を聞く機会に恵まれました。実は税理士会の中でも豊島支部は全国で1番、台湾インボイスそして韓国インボイスに精通しているのです。豊島支部は独自に韓国と台湾にコネクションを持っており毎年豊島支部として台湾や韓国に訪問し研究を重ねています。これだけ台湾や韓国と交流がある支部は他にありません。

たまたま豊島支部に所属していて、そしてたまたま法対策部に所属していたからこそ有意義な話を聞くことができました。日本は韓国のインボイス(消費税)を参考にして日本にインボイス制度を導入しようとしているらしいです。インボイスについては、先日11月6日のブログでも書きましたが、一番の問題は個人に対するものです。台湾は課税漏れを無くすために個人に宝くじを発行させることで申告を促しました。韓国はクレジット会社にマージンを払って情報を入手しかつ、個人はそれを申告することにより税額控除を受けられるというメリットを享受することにより申告漏れを抑止しています。

最近、安倍首相が消費税10%に上げるに際し、クレジットで購入すれば2%還元するということを発表しました。2%上げて2%還元って何の意味があるんだ?と思った人もいたかと思いますが、これって消費税インボイスを始める前段階の準備ですよ。つまりクレジット購入や電子マネーなどを使う事で将来のインボイスに備えた布石を踏んでいるのです。テレビや情報誌で全く流れていない情報ですが、そういう事なのです。あぁ怖っ。

サンリオピューロランド

サンリオピューロランドは1990年にサンリオのキャラクターをメインにしたレジャーランドとして開園しました。初年度は入場者数は183万人でしたが、年々減少し20年後には約半分になりました。2014年に初の女性館長として就任したのが小巻亜矢氏です。小巻氏は様々な改革をして2017年には開業当初の180万人まで回復しました。彼女はどうやってV字回復を成し遂げたのか?

まずターゲットを変えました。子供から大人へです。ミュージカルを今までの子供向けのサンリオキャラクターが登場するものから、イケメン俳優メインの2.5次元ミュージカルなどにしました。パレードもエンターテーメント的な大人向けにしました。施設に書かれているキャラクターの絵も輪郭部分をなくすことによって子供っぽさを無くし、より立体的に大人好みにしました。女性ならではの細かい発想です。

それから従業員の意識を変えました。東大大学院で学んだ心理学を駆使して従業員教育を充実させたのです。ものを褒める練習で観察力を高め、従業員のトイレなども女優ライトなどを設置し働く環境もアップ、従業員のモチベーションがあがることにより顧客満足度もアップしています。

そしてインバウンド対策。中国などでは日本のキティちゃんがブームです。中国人向けの電子決済サービスのアリペイをどこよりも先に導入しました。さらに海外向けのサイトもリニューアルし、スマートフォン専用サイトも充実させました。また、中国語だけではなく英語、韓国語、タイ語にも対応しています。過去5年でインバウンド客が2倍にまでなりました。サンリオピューロランドがこれからどれだけ伸びるのか楽しみですね。

京都 大報恩寺快慶・定慶のみほとけ

東京国立博物館で行われている特別展「京都 大報恩寺快慶・定慶のみほとけ」を見学してきました。基本的に写真撮影不可ですが、こちらの観音菩薩立像だけ写真撮影OKだったので1枚写真撮ってきました。観音像は銅製鍍金でできているものもありますが、ここに展示されているのは、ほとんどが鎌倉彫刻つまり木製でした。

特に凄かったのが鎌倉時代を代表する仏師快慶の高弟、行快の作品の釈迦如来坐像があった部屋で、中心にお釈迦様の像がどんと構えており、その周りにお釈迦様の弟子である十大弟子立像が展示してあります。十体とも快慶の工房で制作されたものです。釈迦像・重大弟子像ともに重要文化財に指定されています。

その他にも六観音菩薩が展示されている部屋があり、写真にアップした聖観音菩薩立像はじめ、千手観音菩薩立像、馬頭観音菩薩立像、十一面観音菩薩立像、准胝観音菩薩立像、如意輪観音菩薩坐像が展示されていました。これらも重要文化財です。こちらの展示物は正面からだけではなく背面もつまり360度見渡せるというメリットがあります。仏像など詳しくはないのですが、なんだか身も心も洗われた気分でした。

医師の働き方改革

只今、働き方改革が至るところで叫ばれていますが、医師についても例外ではなく、厚生労働省でも「医師の働き方改革に関する検討会」というのが行われています。医師に対するアンケート調査でも、A:医師には、特別の使命があるのだから厳しい勤務環境にあるのはやむを得ないと考えるのと、B:医師不足という現状においても、勤務環境は工夫次第で改善しうるし、改善すべきと考えるとするのと、で意見を求めた結果60歳以上ではAとBはほぼ半々であったのに対し、若くなればなるほどBの意見が多くなり、20歳代では約70%がBの考えに近いと回答しています。

検討会は第1回目は平成29年8月2日に始まり平成30年12月5日に第13回目を終えます。1回1回の細かい資料は厚生労働省のホームページにアップされていますので、興味がある方は覗いてみて下さい。今後は、医師の行うべき業務とそうでない業務の明確化や、女性医師等の両立支援、ICTを活用した勤務環境改善などを行い、2022年には改革を完了する目標を掲げています。

ご存知来年の4月から10日以上の年次有給休暇が付与されている労働者に対し、5日は必ず有休を与えなければならないということになっていますが、医師はどうなのか?いつからか?などが載っている表を添付いたしますので参考にして下さい。
働き方改革(医療機関版)

ボヘミアン・ラプソディ

伝説のバンドQueenの物語です。Queen黄金期に私はまだ子供でQueenの良さが分かる年齢に達していなかったのでQueenの印象は何か悪そうな怖い感じがしていました。すっかり大人になりすぎてしまいこの映画を観ました。ボーカルのフレディ・マーキュリーを中心に描かれていますが、地元のライブ会場から始まって世界のQueenになるまでが描かれています。フレディのコンプレックスや心と体の乖離の問題、バッシングや孤独感、様々な感情が表現されていて、それでも音楽への情熱は熱いままです。

この映画には多くの名曲が収録されていますが、全て聞いたことがある名曲ばかり。しかも全部雰囲気が違って、しっとり落ち着いたものもあればオペラ的なもの、ロックの中のロックという感じのもの、観客一体となって歌えるもの、圧倒されます。これはメンバー全員が作詞作曲を行い、かつ、様々な楽器をこなすマルチタスクの集団だからです。改めてQueenとはダイナミックな器の大きい(映画の中の言葉を用いれば想定外の)バンドだったのだとつくづく思いました。

ボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなって27年経ちます。それでも今Queenの曲を聞いて古さを感じるどころか新しささえ感じるのは何故でしょうか?最後20分くらいコンサートの模様が描かれていますが、途中不覚にも涙しました。音楽の力そしてQueenの曲の持つエネルギーに圧倒された映画です。この映画は観ないと損だと思えるほどの映画でした。

銀河鉄道の父

銀河鉄道の夜は御存じ宮沢賢治氏の作品ですが、こちらは銀河鉄道の父というタイトル。何じゃこれは?直木賞?どういうこと?という感じで購入しました。この本はズバリ宮沢賢治の生まれた時から亡くなるまでの伝記に近い作品です。

宮沢賢治は質屋である金持ちの家の長男として生まれ、家族の期待も大きく成績も優秀で学校を卒業しました。ところが稼業には合わなく帳簿合わせなどは才能があるもののどうも大人相手の値決めなどの交渉事には向きません。自分でもそれが分かっていて家を飛び出し東京に行くもパッとしません。賢治の父は24才ですでに結婚もし賢治の父となっていて、それでいてバリバリ働いている大人でした。ところが賢治は24才になっても結婚もしていないし、ましては給料も僅かて自分が生きるのも苦しいくらい・・・実家から金銭が送られてきますが、それも受取拒否します。

賢治は5人兄弟姉妹で長女のトシは賢治にも劣らず優秀でかつ、賢治より自分の意見を持ち事業家としての素質もありそうです。でも女だからの言う理由で裁縫などを学ぶ女学校に行きます。トシは若くして病気で亡くなり、そして賢治も若くして病気で亡くなります。厳格な父は自分より先に長男と長女を失います。この時代というものがこの本を通じてよく分かりました。この本を読んだとき宮沢賢治はゴッホのようだなぁと思いました。