税理士登録者割合

税理士になるには国家試験に合格するほか様々なパターンがあることを以前紹介しました。税理士は2023年3月にとうとう8万人を超えましたが、そのうちの34,874人(43.22%)が試験合格者(私はこれです)です。次に多いのが大学院などを卒業して税法などの修士論文を提出して税理士資格を得る試験免除者が32,071人(39.74%)、公認会計士が税理士登録するパターンが11,046人(13.69%)、税務署等に23年以上勤務するともらえる特別試験合格者が1,981人(2.46%)、弁護士が税理士登録するパターンが718人(0.89%)となっています。

試験合格者は5科目試験に合格してなるのですが、中には試験を受けながら大学院を卒業して税法免除(3科目)の資格を得てから残りの会計科目2科目を受かるパターンもあり、会計科目(2科目)合格後、税法免除(3科目)になって、税理士になった場合は試験免除者にカウントされますが、逆に先に税法免除(3科目)を受けてから会計科目(2科目)に合格すると、試験合格者にカウントされるので、上記試験合格者がすべて5科目合格者とは限らないのですが、税理士が国家資格である以上、試験合格者が大多数を占めてほしいと思います。