断捨離



断捨離ここ数年でこの名前の本は本屋さんに溢れかえっています。その中でフィーリングがピンときたものを購入し読んでみました。

断捨離とは、単なる整理収納術ではなく、「断」で要らないものは買わない。必要なもののみ入手し買い物を吟味する力を養い、「捨」でガラクタを片づけ、物を売ったりあげたりして、お気に入りを絞ります。最後に「離」で執着から離れて自分を理解し好きになるという手法です。

だから主役はモノではなく自分で、最終的にはモノを人間関係に例えて今を知ることを目標とします。また、生きるとは選択の連続で選ぶ力を鍛えていくためにも断捨離は有効だと言っています。そのための具体的ノウハウがこの本には書かれています。確かに人間関係も広げ過ぎても中身が希薄になるような気がします。本当に大事な数人の人と如何に親密に分かりあえるかというのが大事なのかもしれません。

断捨離を読んだあとは何故かすっきりします。私は20代の頃は人の目というか評価(自分がどう見られているか)というのがとても気になりました。誰にでも嫌われないように行動していたような気がします。でも大人になって、人の考え方はそれぞれで自分と違う考え方をする人がいて当たり前で八方美人でみんなに理解してもらう必要なんてないんだと思えるようになってから、とても生きるのが楽になりました。自分が信頼している人だけに理解してもらえればそれでいいと思えました。今思うと自分で断捨離してたんですね。