もしドラ(もし高校野球のマネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら)

本や漫画やTVで放映されたことから、知らない人はいないのでは?と思うくらい有名なお話です。

私自身はドラッカーのマネジメントは読んだことありますが、もしドラは本も漫画もTVも見ていないのでもしドラ初体験でした。

高校野球の顧客は誰か?というのを、親・応援してくれる生徒・見てくれるファン・野球部員・高校野球連盟などの野球に関連する人々と定義し、高校野球における組織とは、顧客に対し、感動を与える組織である。と定義します。そこから物語が始まります。

内容は弱小野球部が甲子園に行くまでの軌跡を描いたものですが、内容の予想がつきやすく、分かりやすい展開でしたが、最後の試合だけちょっとひねってありました。

こちらの方が1点負けている最終回の打席で、ツーアウト1・2塁のシーンで、相手がもう勝利を確信し、ピッチャーを2番手に交代します。こちら側は何故か1塁の走者を駿足の選手に交代します。何故2塁ではなく1塁の走者を交代するの??前が詰まっているのに・・・と思っていました。

そう監督はとりあえず、1点を取って同点にして延長戦に持ち込むのではなく、この回で2点取って勝つことを狙っていたのです。最後にあぁそういうことね。と分かるラストでした。ストレスなく楽しめる。そんな映画です。