ビットコイン

ビットコインは、仮想通貨とも次世代通貨とも言われています。数か月前までは得体のしれない怪しい通貨というイメージでしたが、先日、三菱東京UFJ銀行が仮想通貨の研究開発をしているということで話題になりました。電子マネーはすっかり、世に定着してきました。Suicaだの。PASMOだの。WAONだの。nanacoだの。何かしら使ったことがあるのではないでしょうか?電子マネーの良いところは、小銭を持ち歩かなくて済むし、お釣りの確認などが必要ないところでしょう。

それでは、電子マネーと仮想通貨の違いは何でしょう?電子マネーは業者(お店)での支払い時に使えます。でも個人間の支払いには使えません。また、電子マネーは原則として国内での取引で使用することができ、海外では使えません。ところが、仮想通貨はインターネットやスマートフォンで個人間でのやり取りができ、かつ、振込手数料(振替手数料)もわずか数円だといいます。

振込手数料って高いですよね?ところがこの手数料がわずか数円だとすると、企業でも将来的には仮想通貨取引になるのではないでしょうか?また、世界の誰かが何かの目的で寄付を募ったとして、それが為替手数料なども振込手数料などもほぼ関係ない仮想通貨で取引されるとしたら、100円相当額でもやってもいいと思いますよね。仮想通貨自体が安全だと確認できた途端、世の中全体が仮想通貨であふれてくるような気がします。

三菱東京UFJ銀行が研究している仮想通貨は1コイン1円らしいですが、将来的には円とかドルとかユーロとかそういうもの自体が無くなって、何かの仮想通貨単位になるかもしれません。最近、近未来を感じる事柄が多くなってきたような気がします。