打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

私は毎年花火を見に行きます。今年は江戸川花火しか見れませんでしたが、それでもここ何年も色々な花火を毎年見ています。花火の音、火薬の匂い、夜風、屋台、すべて夏の風物詩です。その花火の話かと思い観に行きました。

田舎の高校生の話でした。地元の茂下花火まつりで行われる花火大会、花火は丸いのか平べったいのか?という議論から始まります。丸いという人と平らだという人がいて、真横から見ればそれが分かるからという理由で花火当日灯台から見ようということになります。

なずなという同級生の女の子は母の再婚により転校することになり、それが嫌で花火の日家出を企てます。同級生の男の子と駆け落ちを考えます(付き合ってもいないのに)。一度親につかまり計画は失敗します。その時海で拾った不思議な玉を投げると、時間が戻りまた、やり直せます。何度も違うパターンで失敗します。

もしあの時こうしていれば・・・とか、もしあの時その選択をしていたら・・・という事ってありますよね?でも結局はそちらを選択したとしてもうまくいくとは限らないのじゃないかな。。と思いました。いかに失敗した時にその事を受け入れ乗り越えて行くことの方が大事だなぁとつくづく思った映画でした。映画の中に隠れキーワードが隠されており茂下駅、茂下神社など「もしも」と読みます。