会計事務所の働き方改革

巷では働き方改革が蔓延ってきていて、法整備もされてきました。会計事務所というのは昔からブラックで、残業手当はなし。休日出勤も代休にはするが休日出勤手当や出張手当はありませんでした。私も過去に3ケ所会計事務所で勤務したことがありますが、全ての事務所がそうでした。税理士になってからは年収制度で初めに年収が設定されて、それを月収に変えて給与の支払がされます。もちろん残業手当や休日出勤手当はありませんが有給はありました。

ところが、働き方改革が法整備されたことで会計事務所にそれを遵守するような風潮になりつつあります。うちの事務所は顧問先の幸せも大事だがそれはスタッフの幸せがあってこそ!ということをモットーにしていますので、確定申告時期の繁忙期をどう乗り切るかというのを考えました。

これはスタッフにも顧客にもWin-Winでないといけないので、今回初めて1月中に確定申告の書類を提出してくれた顧客には5,000円引き。3月になってから提出した顧客には10%割増しの通知をしました。そうしましたら、昨年は1月中に提出してくれた人は2人でしたが、今年は6人に増えました。3倍ですよ。あとは、全ての顧客が2月中に提出してくれれば、激しい残業をしなくても何とかなりそうです。