高齢者施設等でコロナのクラスターが起こったら

まだまだ、コロナウィルスは弱まるどころか変異をしながら強くなっているような感じです。全国の高齢者施設や病院などでもクラスターがおこっています。この未曽有の時代にどう行動すれば良いか?そんなヒントになる情報を厚生労働省がYouTubeにて「高齢者施設等における感染やクラスター発生時の対応」というセミナー形式で公開しています。厚生労働省がYouTubeなんて時代が変わりました。それがこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=q5LmJNx0hn4

まずコロナウィルスの基礎知識から始まります。無症候感染者は約50%いるのだそうです。ですから医療施設等は全員かかっていると考えて行動しなければならないのだそうです。そしてウィルスの伝播は1メートル以上のソーシャルディスタンスを保てば18%に減少するそうです。具体的に医療従事者がどういった場合に濃厚接触者になるのか?やコロナウィルスがものに付着した場合その素材によってウィルスの生存時間が変わるとか・・・医療従事者でなくても為になる話もありました。

約2時間のセミナーですが、感染対策チェックリストの公開や事例を踏まえたグループワーク、実際にクラスターが発生した病院関係者の話や対応。これらを職員に対してみてもらうだけでも違うのではないかと思いました。基礎知識から実践まで、学術的にも実務的にもバランスの取れたセミナーです。ちょっと長いですが、私はスピードを1.75倍にして聞きました。大勢で聞くなら1.5倍速くらいでもいいかもしれません。職員研修にも使えるかと思います。是非ご活用下さい。