ガス止まる

私の住んでいる地域で8月21日から8月26日まで東京ガスが止まりました。近所の道路(1か所ではなく沢山の箇所)で穴が掘られて原因を調べていました。初め2~3日で復旧する予定でしたが、予想より広い範囲でガス管に水や土砂が流れ込み6500戸全て復旧したのは27日でした。都市ガスはプロパンガスなどに比べると置き場所も確保しなくて良いしトラブルも少ないと思っていましたが、実際にトラブルが起こると、かなり広範囲に影響し、時間もかかるということが分かりました。

災害時の行動についてはMBAの授業でもかなりやったのですが、実際にやってみると人の経験や情報が役に立ちます。うちはガスコンロで給湯器(お風呂系)もガスです。床暖房もガスですが今の時期は使いません。実際に何をしたのかというと、一番考えたのはお風呂です。1日目と2日目はあとちょっとの辛抱ということで水シャワーで過ごしました。3日目は復旧が遅れているという情報が入り、仕事終わって事務所のマンションの集合風呂に入ってから帰りました。4日目は新宿区の銭湯と文京区の一部の銭湯が無料開放されたということで竹の湯に行きました。ただ、とても混んでいたのでこれは何日も行けないと判断し、5日目はライザップのシャワーで済ませます。うちは6日目に復旧したので6日目から自宅風呂に入れました。

もう一つ困ったのは食事です。ガスコンロが使えないためろくなものが食べられないということでした。1日目2日目はコンビニなどで買いましたが近所のコンビニも品薄状態になり、3日目4日目はデパ地下で買い物。5日はデパ地下が空いている時間に帰れなかったので文京区で提供している非常食を食べました。サトウのごはん的なごはんに冷たくても美味しい野菜カレー。こちら辛くもなくだからといってお子様向けの星の王子様的なものではなく、とても美味しかったです。お湯を入れるだけのわかめご飯はあまりおいしくなかったかな。その他にクラッカーも食べましたがこちらも普通のクラッカーより美味しかった。なんか文京区に住んでいて良かったと思った場面でした。今回は電気が使えて水が出たのがまだ良かったです。災害時のあれこれを考える良い機会になりました。