ゲーム論(ナッシュ均衡)

ナッシュ均衡とは、自分以外のプレイヤーが均衡点の戦略を取る時、自分もそれを取らないと得にならない。という状態のことです。それは互いに最高の努力をしているという状態なのですが、下記の3つの注意点があります。

1.片方だけが最高の状態ではだめです。
2.自分だけがずれても、自分の得にはなりません。
3.自分がずれると、他人の得点が上がる場合が多いです。

非協力ゲーム(プレイヤー同士が協力し合わないゲーム)では少なくとも1つのナッシュ均衡点が存在するといわれています。その点で非協力ゲームの基礎理論としてナッシュ均衡は存在します。

囚人のジレンマはナッシュ均衡の代表例です。