税理士試験1ヶ月前の過ごし方

税理士試験は毎年1回8月の第1週の火・水・木曜日に行われます。2010年は8月3・4・5日です。今年も1ヵ月後に試験があります。受験生はこの位の時期から気が引き締まってきます。

試験前1ヶ月位から試験日までの私なりの過ごし方についてお話しようと思います。まず、完全朝型にしました。もともと税理士試験の勉強をやってから朝型人間でしたが、夜のイベントも1ヶ月前位から自粛して、早く寝るようにして、体調管理に努めました。

理論の勉強は毎日通勤中は当然ですが、隙間時間は全てまわしていました。少しまとまった時間が取れるとき1時間以上取れれば計算問題の総合問題を解き、30分位の時間であれば、個別問題を解きます。移動時間やお風呂に入っている時間などは理論を回します。

1週間前から夏休みを取り(会計事務所は大抵好きな期間に1週間夏休みを取れる事務所が多いです)試験開始時間と同じ時間に計算問題の総合問題を解きました。試験時間が9時からの科目であれば、9時からタイムを計って総合問題を解きます。私はこの時期の総合問題は自分の通っていた資格取得学校ではなく、違う学校の通信での直前模擬試験などをあらかじめ取り寄せておき、その問題を解きました。自分の通っていた資格取得学校の試験は1度解いているので、何となく解けるからです。他の資格取得学校は自分の通っていた資格取得学校とちょっと違う問題が出てたりして、常に新鮮な試験問題を直前1週間は解きました。答え合わせをして疑問点があれば、すぐに電話で問い合わせて疑問点を残さないことにも注意しました。計算の総合問題をやるのは試験時間とかぶる1日1問です。模擬試験なので理論問題もありますが、理論問題も実際に書いて解くのは模擬試験のみです。計算と理論のバランスを考えながら、2時間のタイムを意識して解きました。

それ以外の時間は何をしていたかというと、ほとんど理論を回していました。阿弥陀くじをつくり、全ての理論問題がランダムにあたるようにして、回し続けます。具体的には
①阿弥陀くじであたった理論の項目挙げ(項目だけ紙に記入します)
②項目を挙げたらカセットテープに理論を声で吹き込み録音します
③全て録音したら、まず、項目挙げで漏れているものがないか理論テキストで確認します
④次に理論を吹き込んだテープを巻き戻し、2倍速で聞いてあっているか確認します。
この作業を1日延々と繰り返します。理論で疲れた時に計算問題の個別問題の確認もします。計算と理論の勉強時間の比率は1対7くらいです。理論漬けと言っても過言ではありません。。

直前1週間はこの生活です。1週間前は1日7問位しか理論を回せませんが、試験前々日や前日だと1日25問から30問回せるようになります。勉強疲れで夜もぐっすりと眠れます。このようにして試験直前1ヶ月を過ごしました。