ブレイクスルー・トライアル



ある会社が技術の全てを駆使したセキュリティシステムを開発します。その会社が「第1回ブレイクスルー・トライアル」の参加者を募集します。これはある建物に新製品や未発表の最新鋭の情報セキュリティを施し、一般から公募したチームにそれぞれの方法で侵入を試みさせ、見事突破して建物内部にある所定のマーカーを入手し脱出に成功したチームには1億円の賞金が授与されるというもの。それぞれのチームが違うやり方で突破を試みます。正統派のやり方で(できるだけ物を壊さずに人や動物にも危害を与えずに)突破しようとするチーム、破壊的なやり方のチーム、マニア的なやり方のチーム、やり方はチームによって全然違います。
私は正統派のやり方が好きだしそれ以外の方法でのやり方を想像もしていなかったけれど、同じ事象でもこうもやり方が違うんだと妙に感心してしまいました。そして、それぞれのチームに賞金以外の思惑があります。それぞれのチームがそれぞれのやり方とチームワークで臨む姿に企業も色々あるしなぁと企業経営に投影して想像したりしました。また、守る側も色々な守り方があり参考になりました。