建物付属設備・構築物の減価償却改正

建物の減価償却方法は定額法です。しかし、建物付属設備は定率法で償却することも可能だったので、多くの法人は建物は(しかたなく)定額法。建物付属設備は積極的に定率法で償却しています。定額法の方が償却が遅く、定率法の方が償却が早いので耐用年数総額では償却費の合計額は一緒ですが、期間の利益を考えると早く償却できる定率法は有利です。

だから、建物などを建てた時は、見積書から電気設備や空調設備などの建物付属設備を除いたところで建物として減価償却を行い、電気設備や空調設備などの建物付属設備は耐用年数も建物より短く償却も早い定率法で償却するというのが実務です。

しかも建物は耐用年数が仕様や用途によって違いますが、長いものですと、事務所用鉄筋コンクリートで50年ですが、建物付属設備は電気設備、給排水設備、空調設備(22kW超)15年と建物に比べ大分短い期間で減価償却が終わります。

耐用年数も短いし償却も早いので定率法で償却してきた建物付属設備ですが、平成28年4月1日以後取得分から定額法でしか償却できなくなります。また、構築物(アスファルトなど)も定率法は使用できなくなり同28年4月1日以後取得分から定額法でしか償却できなくなります。ご注意下さい!!

ザ・ウォーク

1974年に当時世界一の高さ地上411m地上110階ワールド・トレード・センターのツインビルの屋上と屋上にワイヤーでロープを張り綱渡りするという実話です。しかも命綱なしです。こんな狂ったことをする人がこの世に存在したのです。

彼の名はフィリップ。ワールド・トレード・センターの完成予想図が載った新聞を手にした途端、これだ!と閃いたのです。その日から彼はこのビルとビルの間にワイヤーを張り綱渡りすることで頭がいっぱいです。勿論違法なので秘密裏に行わなければいけません。また、ワイヤーを張るため協力者も必要です。

何人かの仲間を集め、どのようにロープを張ればいいか。どのように工事中のビルに忍び込むか。入念に計画が立てられます。風が強い場合に備えロープを揺らしながらの練習もします。実行当日の数日前からフィリップは興奮状態になり、周りの仲間からも狂っていると言われます。

実行当日、思っていた以上に監視の目が厳しく、時間通りに事が運びません。それでも何とか早朝に間に合い実行します。3Dで見たのですが、本当に心臓に悪かったです(笑)。何かに取り付かれたような執念に羨ましさを感じるとともに、特に印象的だったのは、インタビューで「何故、死ぬかもしれないのにやるのか」という質問に対し、彼はこの綱渡りは死ではなくむしろ、僕に生を与え生を意識させてくれる。というような発言をしていた点です。命綱なしの地上110階の綱渡りといえば、殆どの人は死をイメージしてしまうでしょう。でも彼はそれこそ”生”だと言ったのです。なるほど、極めるとはそういう事なのかと思いました。

平成28年1月から源泉徴収税額が変更されます。

給与所得控除額(給与収入から自動的に控除される給与の必要経費のようなもの)が平成27年から3年連続で改正されます。

平成27年は給与収入年間合算1,500万円以上の場合には給与所得控除額は245万円がMAX(上限)です。
平成28年は給与収入年間合算1,200万円以上の場合には給与所得控除額は230万円がMAX(上限)です。
平成29年は給与収入年間合算1,000万円以上の場合には給与所得控除額は220万円がMAX(上限)です。

給与収入が多い人は増々多くの税金が取られるようになります。この改正に伴い、平成28年1月から給与から差し引かれる源泉徴収税額の改正がありますのでご注意下さい。



先週末の賀詞交歓会でMrマリックさんにハンドパワーいただきました。今年も頑張ります\(^o^)/。何だか年末から着物を着る機会が多く、年末年始で5回も着物を着ました。浴衣はありますが、着物でこんなに着たのは初めてです。しばらく着る機会もありませんが楽しめました。さぁ、そろそろお正月気分もおしまいにして確定申告に向けて仕事頑張ります。

ブレイクスルー・トライアル



ある会社が技術の全てを駆使したセキュリティシステムを開発します。その会社が「第1回ブレイクスルー・トライアル」の参加者を募集します。これはある建物に新製品や未発表の最新鋭の情報セキュリティを施し、一般から公募したチームにそれぞれの方法で侵入を試みさせ、見事突破して建物内部にある所定のマーカーを入手し脱出に成功したチームには1億円の賞金が授与されるというもの。それぞれのチームが違うやり方で突破を試みます。正統派のやり方で(できるだけ物を壊さずに人や動物にも危害を与えずに)突破しようとするチーム、破壊的なやり方のチーム、マニア的なやり方のチーム、やり方はチームによって全然違います。
私は正統派のやり方が好きだしそれ以外の方法でのやり方を想像もしていなかったけれど、同じ事象でもこうもやり方が違うんだと妙に感心してしまいました。そして、それぞれのチームに賞金以外の思惑があります。それぞれのチームがそれぞれのやり方とチームワークで臨む姿に企業も色々あるしなぁと企業経営に投影して想像したりしました。また、守る側も色々な守り方があり参考になりました。

工数管理2

本年から自分の事業について工数管理をやっています。具体的には顧問先を1件1件登録して、また、売上も分解して分けます。毎日、朝来てから帰るまで①どの顧問先の②何の仕事を③どの位したか。を一日のスケジュール管理をします。

例えば①A社の②月次訪問資料の作成を③30分やった。という具合です。②は売上に紐付けて管理します。大きく分けると税理士事務所の売上に係る仕事なのか。コンサル法人に係る仕事なのか。そして売上には紐付かないが事務所運営に係る仕事(例えば振込業務やメールチェック、事務所通信の発送業務など)なのか。大きく3つに分けながらそれをさらに細分化します。この細分化は各事業の売上の補助コードを意識して分けました。全体的に色の指定もできるので、税理士事務所は緑色系、コンサル法人は青色系、事務所業務はピンク系で分けました。

何ヶ月かすれば、どの顧客にどの位の時間がかかっているか分かります。不採算なところはやり方を変えることを考えなくてはいけません。高収益なところはより一層サービスの向上を目指す必要があります。

この管理をして一番変わったのは自分自身です。今までダラダラ仕事をやっていたわけでもありませんが、折角顧問先からいただいた時間をいかに効率的に活用するかもの凄い集中して仕事をしています。集中しすぎて周りの音が聞こえなくなるほどです。顧問先からいただいた時間を大事にするようになりました。しばらくやってみようと思います。


週末に顧問先の新年会がホテルで行われたので着物にて行ってきました。スタッフの勤続20年表彰、10年表彰なども行われ、同じところで10年も働いたこともない私は改めて顧問先の偉大さを感じた新年会でした。

PCによるブルーライトをカットする方法

ブルーライトは人間が見ることができる光の中で最も波長が短く強いエネルギーを持っていて、角膜や水晶体で吸収されず網膜まで到達することから目や体に悪影響(目の疲れ、睡眠障害、精神障害など)を与えると言われています。少し前にブルーライトカット眼鏡が流行りましたが、眼鏡をかけずにPCの設定でブルーライトをカットする方法があります。

インテルグラフィックスコントロールパネルが入っているパソコンでのみ有効になります。ちなみに私のパソコンには付いていました(知らなかったけど)
1.デスクトップの空いているところで右クリック
2.「グラフィックプロパティ」を選択
3.「ディスプレイ」を選択
4.色調整で「青色」を選択
5.明るさ(明度)を「-20」に修正
6.「摘要」を押す。
これで完了です。摘要直後は何となく画面が変わったような気がしますが、すぐに慣れました。是非お試しあれ。


遅ばせながら、3連休に初詣行きました。今年も気を引き締めて頑張ります。今年は仕事に関係のある資格をいくつか取得したいと思っています。プライベートでは着物を着る機会があればできるだけ着たいのとお寺や神社めぐりやつまみ細工などの日本文化に触れたいと思っています。

ブリッジ・オブ・スパイ

スティーブン・スピルバーグ監督の作品で実話です。1950年~60年にかけての米ソ冷戦時代を描いています。ネタバレしていますので観る予定の方は、後で読んでくださいね。

ソ連のスパイがアメリカFBIに捕まりました。トムハンクス演じる弁護士のジェームズはスパイの弁護人になります。スパイは口を割りません。死刑も覚悟しています。ジェームズは弁護士として、ソ連のスパイ側に立ち弁護をします。国民も判事でさえも死刑を望んでいます。ジェームスはスパイの弁護をしたおかけで街の中では白い眼で見られ、家族や家も嫌がらせを受けます。それでも弁護士として真摯な仕事をして、死刑ではなく懲役30年になります。

いくら敵とはいえ国のために命を懸けて働いてきた人を死刑にしてよいものだろうか。もし、米国のスパイがソ連に捕まったら人質を交換するということで米国のスパイの命も助かるのではないかと提案したのです。

数年後、現実になります。米国の空軍のパワーズが捕まったのです。同時期にベルリンの壁ができ、東ドイツで米国の大学生も捕まります。ソ連と東ドイツの米国人2人とソ連スパイ1人を交換しようとジェームズは奮闘します。

酷い目にあいながら東ドイツに乗り込み交渉を続けます。橋の上で人質は交換されます。そんなお話しでした。

この映画で感じたことは、自分がジェームスと同じ立場だったらこの仕事を受けるかという点です。仕事を真摯にこなすことは大事です。また、私情に流されず仕事をすることにも自信があります。でも、この映画では自分だけでなく、家の中に石が投げ込まれたり、家族にまで被害がいっています。それでも、弁護士としての真摯な仕事を貫き通すという立派な仕事ぶりでした。

この映画を観た後に、私は仕事が大好きだけど命がけで仕事ができるかどうかを自問してしまいました。自分だけならやるかもしれないけど、家族に被害が及びそうな仕事はやはりできないだろうと自分の不甲斐なさを感じて落ち込みましたが、良く考えたら税理士はお金の問題はあっても命まで取られる仕事じゃないなと気付き、ほっとした次第であります。

人口10万人あたり施設数

病院および診療所の人口10万人あたりの施設数が発表されました。

病院で施設過剰気味ベスト3は、高知県、徳島県、大分県でした、逆に不足気味なのが、神奈川県、愛知県、千葉県でした。

診療所で過剰気味なのが、和歌山県、島根県、長崎県で逆に不足気味なのが、埼玉県、茨城県、千葉県です。

添付の表を見ると分かるのですが、全体的に病院も診療所も南の方が過剰気味、北の方が不足気味の傾向にあるようです。ご参考までに・・・

人口10万あたり施設数.pdf

迎春 平成28年元旦


明けましておめでとうございます。

今年のご挨拶は着物を着て日本髪にして写真館で撮ってもらいました。今年は気合が入っています。昨年はひつじ年でのんびり着実に仕事をこなすはずが、何だかバタバタしてしまいました。今年は年始から目標を立て、猿のようにアグレッシブに過ごしたいと思っております。まだまだ至らぬことが多いですが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

今年はやりたいこと一杯なので、モタモタしてると1年あっという間に終わっちゃいますね。時が流れるのはとても早いです。でも時間だけは皆平等に与えられたものなので皆様も本年は充実した時間をお過ごしください。今年もよろしくお願い申し上げます。

本年もありがとうございました。


今年もブログを読んでいただき、ありがとうございました。今年は皆さまにとってどんな年だったでしょうか。

天皇誕生日に着物を着て明治神宮に行ってきました。その日は何組も結婚式をやっていて、白無垢姿も沢山見れて日本の伝統に触れた気がして厳粛な気持ちになれました。私もどちらかというとカジュアルな着物が好きですが、この日は友人に合わせて真面目な?着物を着てみました。

たまにブログの感想をいただくと嬉しい気持ちになります。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。