花屋の戦略に乗ってみた!Part2

前回、日比谷花壇のお花の定期便を解約後すぐに10月から今度はピュアフラワーのお花の定期便をやってみることにしました。2週間に1度ずつ事務所に届けてくれます。料金は1ヶ月2,000円です。これもまた激安です。1回目こんな感じで届きました。おぉ凄い!ボリューム満点だ!

早速事務所の会議室に飾ってみました。↓左が直後の写真、右側が1週間後の写真です。1週間経っても枯れたのは1本のみ。日比谷花壇の花より丈夫な気がします。

そして2回目の花がこちら↓1回目に比べボリュームがないと思っていましたが、それはオリエンタルリリーの4つ蕾がまだ咲いていなかったから・・・1週間後見事に花が咲いてこりゃまた凄いという感じです。こちらは1週間後の花束です。オリエンタルリリーが良い香りがして癒されます。

3回目がこちらです↓今回はかなり可愛いらしい感じです。左の写真が直後で右の写真は1週間後です。1週間後枯れてしまったのはバラが1本であとは元気に咲いています。1週間前に咲いていなかった白い花も咲きました。このプランはかなり気に入ったのでしばらく続けていこうと思います。良い点は事務所まで届けてくれること。そして激安なところ。悪い点は届けてくれる曜日や時間を設定できないところです。当事務所は土日休みなので月曜日に届けてもらえると良かったのですが、豊島区は水曜日と決まっているようです。まぁそれを差し引いてもかなり気に入っています。

花屋の戦略に乗ってみた!

先月はコンビニの戦略に乗ってみましたが、今回は花屋の戦略に乗ってみました。様々なサービスがある中で私が選んだのは日比谷花壇がやっている「ハナノヒ」です。詳しい内容は2020.9.6のブログに載せてあります。その中でイイハナプラン(月額1,187円+消費税)を試してみました。まず、「ハナノヒ」という専用アプリを携帯電話に入れます。その後、パスポートを選択し購入します。クレジット登録などをして完了です。1日1回1本ハナノヒプランの中から好きな花が貰えます。

こんな感じのお花が1本貰えます。池袋はラッキーなことにメトロポリタンホテルと西武百貨店の両方に日比谷花壇が入っていて両方見ましたがお店によってその日の花が違いました。ただ1日1か所でしか貰えません。西武百貨店の方が選べるお花の本数が多いので基本西武百貨店で貰っていましたが、マンネリが続くとたまにメトロポリタンで貰っていました。感想は初めて10日くらいは花を取りに行くのが楽しかったです。でもね。ちょっと義務な感じがして少しだるくなります。

良い点は自分の好きな花が選べる点と激安な点、悪い点はちょっと面倒くさいのと毎日自分の好きな花ばかり選ぶので何日かして花束になった時統一性が無くなる点です。下の写真は1週間貰った花を事務所の会議室に飾っていますが、自己主張の強い花ばかりでちょっとまとまりがないですよね。脇役だと思っていた葉っぱの存在が花束にとっていかに重要か分かりました。あと、週末や外出の日は取りに行けないので土日を挟むと月曜日には枯れていることが多かったです。ちなみに写真は金曜日に撮りました。

このプランは1ヶ月で止めました。次は違うプランに挑戦します!
P.S このプランは2020年11月15日までで廃止だそうです。そりゃそうです。安すぎます。それに代わるプランがココハナプラン(月987円+消費税、月6回まで好きな花1本)、イクハナプラン(月1,987円+消費税、毎日好きな花1本)だそうです。その他のプランは以前の通りです。

コンビニの戦略に乗ってみた!

当事務所は池袋から徒歩6分のところにありますが、私が通勤するまでにセブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップがあります。通勤路を外れていいならローソンもあります。コンビニというと何を想像するでしょうか?いつも空いていて便利なところにあって、とても便利だけど料金は定価でスーパーより高いというのが私の印象です。ところがコンビニもある一定の商品についてキャンペーンをやっています。

せっかくなので試してみました。まず、左側の写真はセブンイレブンとミニストップで買いましたが、それぞれ買うと時期をずらしてもう1本貰えるというものです。セブンイレブンはキリン生茶600mlを買うとキリン生茶デカフェ430mlが貰えます。ミニストップもキリン生茶600mlを買うとキリン生茶ほうじ煎茶600mlが貰えます。右側の写真は、セブンイレブンとファミリーマートで買ったラムネとヨーグルトですが、これも時期をずらして、新発売のでエナジードリンクラムネとブルガリアヨーグルト脂肪0ゆずが貰えます。新発売のこれらを試してもらえるのでメーカーも販促活動としてメリットがあるのでしょう。

ヨーグルトは日頃から食べる習慣があったので有難かったし、ラムネは多分これがなかったら買わなかったけど、買って食べてみたら昔食べたラムネより大粒でしかも甘味も強くなく美味しかったです。おやつとかちょっとした仕事の合間にいいです。しかもちょっとだけ食べれるように、ファスナーもついていて有難い。持ち運びにも便利です。久々にラムネを食べて美味しかったし、何か1つ買うともう1つ貰えるってことは半額になる効果もあるからいいですね。レシートの下側に引換券が付いているのでレシート無くさないようにしなきゃですけどね。

お花屋さんのビジネスモデル

お花屋さんというとどのようなビジネスモデルを想像しますか?まず、自分のために年中花を買うという贅沢な人はそんなにいないと思います。そう誰かのために買うのです。店舗で買うこともあればインターネットなどで注文して発送してもらう方法もあります。今までどこで買うか(店舗又はインターネット)という選択はありましたが、ターゲットはほぼ他人のためにお花を買う人でした。自分のためにお花を買う人は月1回買えば良い方かと思います。ところがそのターゲットを変えたビジネスプランが誕生しました。そう自分のため(もしくは自社のため)に買うのです。

先日、西武百貨店に入っている日比谷花壇に訪れた時です。何やら多くの女性が携帯電話を店員に見せて花を1本持ち帰っているのです。そうそれは、お花の定額制システムでした。詳しく調べると、毎月1,187円支払うと毎日店頭に行ければ本日のお花を1本貰えるというものです。流石に毎日行くのは難しいかと思いますが、お花は1本300円位はしますから充分元を取れる金額です。

それ以外に月額3,987円支払えば1回1,300円までの店頭の好きなお花選び放題で月6回利用できます。それ以上のプラン(月額8,787円や月額15,878円)もあります。こんな時期だからこそ、お花が1本あるとほっとしますよね。ターゲットを変えたこのビジネスモデルはこれから流行りそうです。顧客は安くお花を手に入れられるメリットがあり、店は廃棄するお花が減るのでWinWinです。

日精協原稿

今月号の日本精神科病院協会の本の特集ページに原稿を書かせていただきました。久々に8000字の依頼でボリュームの多い原稿でしたが、今年はコロナの影響で、セミナー講師の仕事が全て無くなって暇なため何とか書き終える事が出来ました。医療法人の組織形態を医療法の歴史的変遷にも触れながら解説しています。

医療法人制度ができたのは今からちょうど70年前の事ですが、医療法人は非営利の医業事業が経営主体であるため商法上の会社は馴染まず、だからといって公益法人の要件も満たさないため、商法上の会社と公益法人の間の中間法人として誕生しました。当時昭和25年は戦後のインフレ時代で税制も所得税と相続税の負担が大きかったため病院の経営者が亡くなると病院を継続できなくなるほどの多額の税負担が生じたため、主税局との調整や詰めが甘いまま医療法人制度ができました。

それが時代を経るごとに様々な問題を生み、医療法の改正により様々な医療法人の組織形態ができました。それらを歴史的変遷などにも触れながら解説しています。医療法人が手放しで利益が出る時代は大昔の事であり、人口が激減する現在は生き残りをかけたサバイバルレースに突入しているのです。従業員の雇用のため、地域医療のため、患者のため、経営者や家族のため、激変する診療報酬に対応し、激変する医療法や税法に対しても柔軟に対応できるスキルが経営者にも求められているのだと思います。そんなことを書いてみました。

公正世界仮説

公正世界仮説という言葉聞いたことありますか?これは良い事をしたら幸せになり、悪い事をしたら罰が当たるという考え方です。この考えは多かれ少なかれ人々の心の中にあるのではないでしょうか?公正世界仮説がプラスに働くこととしては、努力すれば報われると信じることなどです。それを信じ辛い事でも実行することにより物事を達成することがあります。

でも公正世界仮説はマイナスに働くことがあります。例えば性被害に遭った人が性被害をした人を訴えたとします。その場合、性被害に遭った人は何も悪い事をしていないのにそんな目に遭ったというのは公正世界仮説の考え方に合わなくなります。従って、例えばそんな人を信じて一人で付いて行った被害者が悪いとか、誘惑するような服装をしていたのではないかとか、そんな風に考えてしまうことです。

被害者には何の落ち度もありません。でも他者が公正世界仮説を前提に考えると被害者なのに批判されることがあるのです。これは注意しなければいけません。公正世界仮説は良く働くこともあれば、悪く働くこともあるという前提で私たち一人ひとり行動し、考える事が大事です。

経営者というもの

今回のコロナ騒動は、相当企業のダメージになっています。当事務所の顧問先も8割くらいは収入の減少になっています。ただ、ほとんどの会社が従業員の給与は支払っているし、中には休業させていても100%休業補償として給与を支払ったりしています。従業員からするとずーっと休んでいたのに給与はいつもと変わりがない。残業代くらいが減ったかなという人が私の周りのサラリーマンやOLなどの声です。

経営者はというと、その逆です。多くが収入が減っていて資金繰りに困ってコロナ融資を受けたり、自分の給与を未払いにして対応したり、何とか他に収入を得る道を探したり・・・今回のような未曽有の天災のようなものの場合、ダメージをいち早く受けるのが経営者です。会計事務所は関係ないでしょう?という方もいますが、そうでもありません。

これからの時期、セミナー講師の仕事が毎年何件かあるのですが、今年は予定していたセミナー講師の仕事が全て無くなりました。東日本大震災も相当な天災でしたが、ここまで酷い状態は税理士になって初めてです。当事務所の顧問先でもかなりのダメージを受けているところもあります。何とか乗り切れるよう頑張りたいと思います。

手作りマスク②

先週末、実はもう一つマスクを作りました。立体マスクの型紙作りに疲れたので今度は型紙が無くても作れる西村大臣風マスクです。こちらもYouTubeに沢山アップされています。ただ、どれか一つに頼る事なく、「型紙なしでできる」「裏地付き」「ノーズワイヤー付き」の組み合わせで作ってみました。それがこの写真です。表地は前回同様いらなくなったシャツの再利用、裏地は100均のガーゼはんかちをカットしました。

型紙なしで作れたのでさぞ楽かと思いきや、このマスクはかなり縫います。何回も何回も色々な所を縫います。ちょっと手が痛くなりました。ここが楽だとここが大変と色々経験させてもらいました。何事も一長一短ですね。今回2種類のマスクを作りました。それぞれ作り方に差異があり、勉強になりました。手縫いだったので2つ作るのに5時間かかりました。

何事も経験しないと分からないことが沢山あります。以前「たのしい不便」という本を読みましたが(2017年2月9日のカテゴリー本のブログ参照)マスクを作っていてこの本を思い出しました。敢えて不便な選択をすると気が付く事があります。こんな時期だからこそ、敢えて不便なことを選択してみませんか?今まで見えなかった何かが見えてくるかもしれません。

日にあたる事。歩く事。

今、出勤は週1回のみであとは在宅ワークをしていますが、びっくりすることに万歩計の歩数は1日500歩いかないくらい・・・そういえば家の中を歩き回る事くらいで一番長い距離は6階の自宅から1階のゴミステーションに非常階段を使ってごみを捨てに行くことくらいです。いつもなら最低でも5,000歩~15,000歩は歩きますから、いかに今が歩いていないのかというのが分かります。そういえば、昔オーストラリアにグループホームの見学に行った時、現地のスタッフがボケを遅らせるのは、日に当たる事と歩く事と言っていました。日光に当たる事で体内時計がリセットされてホルモンが正常に働くそうです。ですから一日中もしくは夜中に起きて昼間に寝ている生活をしている人というのはボケやすいし、うつ病になりやすいとの事でした。

私はただでさえ外出が多いタイプですが、今はかなり我慢しています。でも今日とうとう近所の遊歩道を散歩しました。もちろんソーシャルディスタンスを保ちながら・・・それがこの写真です。緑の中を太陽の光を浴びて歩いていると生命力というか生きる気力がみなぎってきます。在宅ワークをして週5日ひきこもっているとこれがどんなに幸せなことかというのが実感できます。沢山(といってもソーシャルディスタンスが保てる程度)の人が遊歩道を歩いていました。子供がいる人は車が走らない道で子供の一輪車の特訓をしていました。兄弟らしき子供がキャッチボールをしていました。親と自転車に乗って走っている子供が「今日は川が綺麗だね」と言っていました。神田川がキラキラ光っています。何気ない幸せを実感しました。

大きな公園では入場禁止になったと報道されています。それはあまりにも人が来て3密になってしまったから・・・ベランピング(ベランダでキャンプ)が流行っているという報道も耳にしました。一戸建ての家の人は庭に出て日を浴びてください。マンションの人はどうやって日を浴びればよいでしょうか?せめてたまに行う散歩くらいしたいですよね。今日遊歩道を歩いていた人達はそれぞれが近づかないように、ソーシャルディスタンスが保てるように行動していました。どうかこんな小さな幸せが奪われませんように。3密にならないように個人個人が努力してどうかこの危機を乗り切れますように。

パターン化本能

前回のブログ(カテゴリー本)の感想で全く触れなかったのですが、パターン化本能のことも知っておいてほしいと思い今日はここに記載することにします。パターン化本能は「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みです。人間は何も考えずにそれを当てはめてしまう(パターン化)する癖があります。偏見があるかとか意識が高いかどうかは関係なく無意識にやってしまいます。それは人間が生きている上で必要な事でパターン化することで物事をスピーディに行い精神の負担なく過ごせるコツだからです。

ただ、間違ったパターン化は思考停止につながりあらゆる物事への理解を妨げます。パターン化は悪い事ではなく本能ですからどうすればその間違いを回避できるのかという事を考えなくてはいけません。それには①同じ集団の中の違いと、違う集団の間の共通点を探すこと。②過半数に気を付ける(過半数とは50%を超えることをいうから51%でも99%でも過半数といいます。ですからちゃんとした割合を知らないといけません)③例外に注意すること。(ひとつの例を根拠に集団全体に対して結論をだそうとしていたら、逆の例を尋ねてみよう)④自分が普通で自分以外はアホだと決めつけない。(自分が持っている常識は他人からすればましては他の国の人からみたら非常識なこともあり得るということ。変だと思ったら好奇心を持ち謙虚になって考えてみよう)ということです。

何年か前から戦後はじめてとか歴史上初とかそんなニュースで溢れています。今は未曽有の時代なのです。ですからある一定のパターン化に捕らわれると間違いを起こす可能性があります。頭を柔軟に正しいと思われていることが常にそれでいいのかという疑問を持って一人ひとり責任を持って行動しないといけないのです。